西郷どん,弱い者には弱く強い者には強い正義の味方

明治維新から150年を記念して

林真理子のNHK大河ドラマ西郷どん

歴史学者磯田道史に勧められて

見事に書き上げた原作の

最高視聴率は15,5%

 

 

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権力・権威をかさに理不尽な事や不正義を許さなかった。

 

普通の人は弱い者には強く、強い者には弱い。

人類の長い歴史の中でも、これは当たり前である。

 

現代の国際関係においても我が国内でも、

政治・経済・個人レベルにおいても当然であり、

口では言わないが常識である。

 

西郷の考え方は多少違う。弱い者、弱い立場に

ある者はもともとその立場にあるのだから、

 

弱い人には弱く当たってもいいじゃないか。

弱い人に弱くすると、付け上がったり調子に

 

のったりするだけで、かえってよくないと

言う人もいるだろう。

 

西郷は「それでもいいじゃないか。

そういうのを許せる、

 

気に掛けることもないほどに、

自分の心の大きさをもて」

と言うだろう。

 

逆に強い者、強い立場にある者は、

ただでさえその立場にあるのだから、

 

親が幼い子供にやさしくし慈しむ

ようにすべきである。

 

強い者には強く接することにより、

強者のもつ放漫さや横暴さを自覚させ是正することができる。

奄美大島竜郷での行動力

 

また西郷は、強い者や強い立場にある者が権力・
権威をかさに着て理不尽なことをしたり、横暴‣悪政・不正義を
弱者に行ったりすることができない気性を持っていた。

奄美大島竜郷での代官や役人中村なにがしに
対する西郷の行動はその例である。

 

 

 

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弱い者は自分より弱い者に強く接する。

強く接せられたその者はさらに自分より

 

弱い者には強く接する。さらに弱い者、

さらに弱い者へと進んで行く。

 

人類の歴史の中で起きた反乱・横暴・一揆・

革命といったものは、強者に抑圧された

弱者のストレスの暴発と言えなくもない。

 

最近の幼児や子供への親による虐待は、

反撃する手段を何も持たない幼児子供

という絶対的弱者に対する親という絶対的

強者の暴政・虐殺とも言える。

 

大体、強者に立ち向かって行くことは

できるものではない。反撃され自分の身に

危険がおよぶ。ライオンでも象は襲わない。

 

わが身は安全なところにおいて明らかな

弱者に対して牙を向ける。

そして弱者は、さらなる弱者へ牙をむける。

 

動物の世界ではこの連鎖は当然である。

人間の社会でこの連鎖はあってはならない。

 

西郷は別の仕組みは何かと考えたであろう。

そのためにはわが身をもって実験し検証する

以外ないと思ったことであろう。

 

それは西郷が目指す聖賢の道を実践の道を

実践することであったにちがいない。

 

 

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まとめ

 

役人には弱く島民の逆らえない立場にたって島民を守るために

西郷の強者に対しての行動力に島民は助けられたのでした。

 

 

 

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