2013年ベストセラーランキング第一位
菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。
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長寿の秘けつは「脂っこいもの」
今から40年前、1972年に東京都老人総合研究所ができたとき、日本にはまだ、
100歳以上の人はたった405人でした。
同研究所がそのうち100人の食生活を、当時の高齢者の平均よりたくさん食べていました。
卵のコレステロールや、乳脂肪のことが気になる方も多そうですね。
1976年からは当時「長寿地域」として有名だった東京都小金井市で、
70歳の人の食事を追跡し始めました。
10年後、80歳になっても生きていた人の「1日の総摂取エネルギーに対する脂肪の比率」を
調べたら、男性は10年前の23,7%から26%に、女性は22,5%から26%に増えていました。
脂っこいものも食べる
70歳を過ぎて、今までより「脂っこいもの」をよく食べ始めた、ということです。
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脂肪がコレステロールとホルモンの材料になって体を元気に保つことを、
本能的に察知していたのでしょう。
これから日本人の寿命がどうなっていくのか、予断は許しませんが、
人生が90年、100年にわたる可能性は、今のところ高まっています。
体と脳をしっかり維持していくために、生涯、タンパク質と脂肪を十分に摂り続ける必要があります。
そのペースとして、「毎日卵と牛乳」習慣をおすすめします。
引用文献
第60回菊池寛賞受賞者
2013年ベストセラーランキング第一位
医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者 近藤 誠
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