今回は私が読んで衝撃を受けた
2013年ベストセラーランキング第一位
菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。
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40度まで上がっても脳に影響はないです。
風邪をひいたら暖かくして、のどが痛ければハチミツなどを塗って、
ゆっくり休むのが、いちばん早く治す方法です。
インフルエンザも風邪ですから、ヨーロッパでは薬を出さず
「一週間、家で安静に」と言うだけの医者が、少なくありません。
熱が40度まで上がったとしても、熱で脳をやられる心配はありません。
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解熱剤の副作用による脳症や死のリスクを考えると、
できるだけ解熱剤は避けたほうが賢明です。
熱が上がっていく段階ででは、温かい飲ものをたっぷり飲んで、ふとんを多めにかけて、
どんどん汗をかかせる昔ながらのやりかたが、理にかなっています。
高熱が出てつらい場合は、水枕、冷たいおしぼりで身体をふくなど、
物理的に冷やすことをおすすめします。
アメリカでは高熱が出ると、水風呂に入る人も多いんです。
体力的に大丈夫なら、冷た過ぎない水風呂に入ってみるのもいいと思います。
また抗生物質はウイルスにはまったく無効で、耐性菌などのやっかいな問題を起こします。
軽い風邪なのに、抗生物質を処方するような医者には近づかないことです。
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引用文献
第60回菊池寛賞受賞者
2013年ベストセラーランキング第一位
医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者 近藤 誠