私はメタボで高血圧の成人病でした。
血圧の薬はコレステロール値が必ず上がり
動脈硬化を招きますので、
薬を飲まずに正常値にできました。
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変わる勇気そのキーワードとは
「NO」(ノー)嫌なことを無理にしない
NOというのは非常にわかりやすく、あまり説明も要らないと
思いますが、嫌なことは基本的にしない、
あるいは最初からNOといっておくことが大切だということです。
嫌なことを嫌々やってみても身体にいいことはありませんし、
ストレス負荷が増すばかりです。
また、最初はYESといっておきながら、途中からNOと言うのは、
なかなかできないものです。
周りにも迷惑をかけてしまいます。
嫌なことは、最初から少しだけ勇気を出してNOと意思表示して
おくことが、自分のためにも周りのためにもなるのです。
誰でも人には嫌われたくありませんし、できればよく
思われたいというのが共通した気持ちなのかもしれません。
しかし、我慢しながら周りにしぶしぶ合わせてみても、結局は自分への
ストレス負荷が時間とともに増していくだけです。
いい人になる、いい顔をするには、肝腎な自己治癒を損ねてしまうという、
相当に高い代価を支払わなければいけないことになります。
少し長い目で眺めてみて、はたしてどちらが得か、
どちらが勇気のいることなのかを、考えてみるといいかと思います。
「WANT](ワント)」、自分のしたいことをしよう
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次はWANTです。これもわかりやすいと思います。
自分のしたいことを優先させるということです。
40歳をすぎれば、むしろわがままに生きるべきだと思います。
多くの人は無意識のうちにしなければの生き方を
引きずっています。
いつも何か枠をこしらえ、その枠の中だけで
生きようとしてしまいます。
わがまま言ってはいけない、休んではいけない、時間を
無駄にしてはいけない、お上には従わなければいけない、
医者のいうことは守らなければいけない、
信号は守らなければいけない、○○しなければいけない、
××してはいけない・・・と際限なく、窮屈極まりありません。
周りにばかり気を遣う生き方をは、それだけでかなりの
ストレス負荷になります。
いっそ開き直って、しなければを捨て、自分のしたいことを拾う!
自分の時間は自分のために使う、自分の人生は自分の
ために使う、と少し考え方をあらためてみると、
すごく気持ちが楽になるのではないでしょうか。
他人の目を気にする心情は僕にもよくわかりますが、
以外に自分が思うほど、人はあなたのことを見ている
わけではありませんし、気にしているわけでもありません。
ましてやほんの100年も経てば、自分も周りの人も
亡くなっています。
誰もあなたんことを覚えていないでしょう。
そんな一時的な世間の目を気にする方が、ばかばかしいと
思いませんか。
僕はそんなふうに考えるようにし、40歳を越えてからは
割に気ままに生きています。
ただしもちろん他人の気ままに対しても、それはそれで
歓迎します。
それがお互いのルールでいいんじゃないでしょうか。
何かを得るには何かを捨てる。
それは当然のことだと思いますし、得るものの方が
大きければ、捨てるものは思い切って捨ててしまっても
いいのではないでしょうか。
「SOSO](ソーソー)何事も、いい加減、がちょうどいい
3つめはSOSOです。
sosoとは言い換えれば「いいかげん」、
あるいは「てきとう」という意味です。
つまり、あまりに厳格で杓子定規な生き方だと、
結局は損をするということです。
世の中そのものが理不尽きわまりなく、いい加減そのものです。
そんな中を生きる僕たちが厳格すぎればどうなるでしょうか。
あちこちでぶつかってしまうのは、火を見るよりも明らかです。
あまりに杓子定規すぎるとしんどくなってストレス負荷は
増すばかりです。
適当に世間とお付き合いすればそれでいいと思います。
何事も、”過ぎたるは及ばざるよりなお悪し”なのかもしれません。
極端すぎる生き方は、話としてはとても面白いのですが、
ご本人の身体にはあまりよくないのです。
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著者 岡本 裕 医学博士