塩の欠乏は命を奪う「天然ミネラルいっぱいの塩」は体に悪い?

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天然ミネラルいっぱいの塩」は体に悪い!?

 

 

アメリカ心臓学界から、高血圧学会の最高賞と言われるチバ賞を受賞された
故・青木久三博士は「ビタミンの欠乏特定の病気を引き起こすだけだが、塩の欠乏は命を奪う。

 

 

日本人の高血圧症の98%以上は、塩は関係ない。腎臓やホルモン、血管や血液の問題だ。

 

 

大多数の日本人にとって減塩は意味がなく、危険のほうが大きい」と警告しました。

 

 

確かに塩の成分、ナトリウムは、脳からの命令を神経細胞に伝えるなど、
命の維持に深くかかわっています。

 

 

血中ナトリウム濃度が下がりすぎると、意識混濁、吐き気、血圧降下、
失神などの深刻な症状を招き、最悪の場合は死に至ります。

 

 

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「天然ミネラルいっぱいの塩」は体に悪い!?

 

精製塩を「ミネラルを含まない塩で、これはもう、塩とは言えない。

 

 

体に悪い」とこき下ろす人も多いですね。そして自然塩を手放しで礼賛します。

 

 

日本人では1971年にイオン交換膜法という技術が確立され、全国から昔ながらの塩田が消えました。

 

 

そして海水から塩を作る際に、海水中のPCBやダイオキシンなどの危険な物質を
完全に取り除いた塩を、国民に供給するようになりました。

 

 

塩化ナトリウム99,5%以上の、非常に純度の高い状態に精製した塩です。

 

 

見方を変えれば、自然塩は「不純な塩」という言い方もできます。

 

 

砂糖、黒糖や玄米や黒パンを手放しでほめたたえる、というのは非科学的です。

 

 

どちらにも長所と短所がある。好きなものをバランスよく食べればいいんです。

 

 

 

引用文献

第60回菊池寛賞受賞者

2013年ベストセラーランキング第一位

医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者  近藤 誠

 

 

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