高齢患者は入院が長いとボケる、病気の80%は医者にかかる必要がない

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高齢者は入院が長いとボケる

 

さらに日本は、入院日数が長いのも問題です。出産後の入院日数が、
欧米では1日か2日なのに、にほんっでは日本では普通、1週間。

 

 

小指の骨が折れただけで、必要のない抗生物質の点滴が3日も4日も何日も続いて
病院にとめおかれた、という話を聞いたことがあります。

 

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特に、高齢の患者の入院日数が長い。高齢者の平均入院日数は、デンマークの場合32日、
それに対して日本では高齢入院者の半分近くが、6か月以上入院しています。

 

 

高齢の患者は、入院するとベットに寝てばかりいるため筋力が衰え、
すぐに頭がボケてしまいます。

 

 

寝たきりや認知症をつくる大きな原因になっているのです。

 

 

「病気の80%は医者にかかる必要がない。かかったほうがいいのが10%強、
かかったために悪い結果になったのが10%弱」という言葉がありますが、まさに至言。

 

 

基本的に少々の痛みや不自由は「ほっときゃ治る」と放置して、
どうしても日常生活にさしつかえる症状があったときだけ、病院に行く。

 

 

ほんとうに手術や入院が必要なのか、あらゆる情報を調べてから踏み切る。

 

 

そう心がけると、人生終盤を有意義に過ごせます。

 

 

 

引用文献

第60回菊池寛賞受賞者

2013年ベストセラーランキング第一位

医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者  近藤 誠

 

 

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