延命治療をしないでください、エンディングノートの書き方

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2013年ベストセラーランキング第一位

菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。

 

 

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私は今日まで、自由に生きてきました。

 

64歳まで、好きなことに打ち込んで、幸せな人生でした。

 

 

そして、自分らしく人生を終えたいと思っています。

 

 

今、私は意識を失っているか、呼びかけに少し反応するだけだと思います。

 

 

すでに自力では、呼吸もほとんどできないかもしれません。

 

 

このまま命が尽きても、何も思い残すことはありません。

 

 

だから、決して救急車を呼ばないでください。

 

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すでに病院にいるなら、人工呼吸器をつけないでください。

 

 

つけられているなら、はずしてください。じりきで飲んだり食べたりできないなら、
無理に、口に入れないでください。

 

 

点滴も、チューブ栄養も、昇圧薬、輸血、人工透析なども含め、
延命のための治療を何もしないでください。

 

 

すでに行われているなら、すべてやめてください。

 

 

もし私が苦痛を感じているようなら、モルヒネなどの、痛みをやわらげるケアは、
ありがたくお受けします。

 

 

今、私の命をのばそうと力を尽くしてくださっている方に、心から感謝します。

 

 

しかし、恐れ入りますが、私の願いを聞いてください。私はこの文章を、
冷静なもとに書き、家族の了解を得ています。

 

 

いっさい延命治療をしないでほしい。

 

 

この最期の願いを、どうぞかなえてください。

 

 

決して後悔しないことを、ここに誓います。

 

 

年 月 日

住所

自筆署名         歳  印

保証人署名

 

 

 

 

 

引用文献

第60回菊池寛賞受賞者

2013年ベストセラーランキング第一位

医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者  近藤 誠

 

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