ガンの「早期発見」は、実はラッキーではなく心得として知っておく

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こんにちは
見本市ブログです。

今回は私が読んで衝撃を受けた

2013年ベストセラーランキング第一位

菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。

 

 

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検診とガン死亡の意外な関係

 

ガンの「早期発見・早期治療」に役立つというハイテク機器や
新しい検方法が次々に生まれて、もうかなり前から「ガンは治る病気になった」

 

「1年に1回の検診で、ガンになる前の段階でキャッチできる」などと宣伝され、
医学界は、ガン検診マーケットを飛躍的に拡大させています。

 

でも、いちばん肝心なのは「ガンで亡くなる人は減っているのか」ということです。

 

本物のガンは人の命を奪います。ガンが治る病気になったのなら、
以前国民の死因のトップだった脳卒中がいま4位になっているように、
ガン死は年々、みるみる減っているはずです。

 

しかし、まったく減っていません。1960年代から50年、
人口に占める全てガン死亡率は下がらず、
ガンは日本人の死因のトップにい続けています。

 

なぜなのか。検診が、何の役にも立っていないからです。

 

 

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詳しく検査するほど、最新鋭機を使うほど、ガンはいくらでも見つかります。

 

しかし、そのほとんどは「もどき」で、手術などの治療は体を痛めるだけです。

 

たとえば50歳を超えた男性の2人にひとりは、亡くなったあと解剖すると
「前立腺ガン」が見つかります。

 

それは、放っておいても大きくならない「潜在ガン」だったのです。

 

ところが最近は検診で「前立腺ガン」を見つけ出しては、自覚症状もない人に
「手術で切除しますか?それとも放射線?」と迫っている。

 

手術の後遺症はもちろん、放射線治療でも合併症が起きて、
ひどいときには人工肛門になることもあります。

 

また、わずかな病変まで検出できる方法が見つかったら、
日本人の3人にひとりは甲状腺ガンと診断されるでしょう。

 

でも、甲状腺ガンで亡くなる人は、ガンによる総死亡者数の
わずか0,1%,年間約300人です。

 

 

 

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引用文献

第60回菊池寛賞受賞者

2013年ベストセラーランキング第一位

医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者  近藤 誠

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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