大きい病院あなたは、患者ではなく被験者、それってホント?

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2013年ベストセラーランキング第一位

菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。

 

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大病院に行ってはいけない三つの理由

 

 

病院に近づかないほうがいいてゃいえ、駆け込まなければならなこともあります。

 

 

そういうとき、どんな病院を選んだらいいか。大学病院、日赤、国立ガン研究センターなど、
いつも病院ランキングの上位にいる、大きい病院。これは、おすすめできません。

 

 

僕は、患者さんに治療が必要なときも、こういうところは紹介しません。

 

 

ひとつは、
患者の数が多い有名な病院になるほど、ひとりひとりの患者に対しては、
扱いがどうしてもぞんざいになるし、流れ作業的になるから
です。

 

 

二つ目は、大きい病院ほど実験的なことに力を注ぐようになっています。

 

 

たとえばガンという病名がつくと、インフォームドコンセントを徹底しています。

 

 

それによって、新薬の実験がやりやすくなる。すると製薬会社からお金が入ってくるから、
病院のお経営上も都合がいいわけです。

 

 

三つ目。病院のランクが高いほど、メンツにかけて病気を見逃がすわけにはいかない。

 

 

すると患者さんは、どういう目にあうか。行ったら最後、徹底的に検査されます。

 

 

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検査項目の多くに「基準値」があり、健常人でも5%が「基準値外」になる設定です。

 

 

すると10項目検査すると、少なくとも一項目が「基準値外」と診断される人が40%も生じます。

 

 

30項目検査したら、少なくとも一項目が「基準値外」と診断される人は78%
8割が「病気」「異常」になってしまう。そしてとlこととん治療されます。

 

 

ガンなら「手術も放射線も抗ガン剤もやろう」みたいなことになって、
結局どれも患者さんが苦しんだだけ、というケースが多いです。

 

 

最高の治療を受けるつもりで行って、過剰医療の標的になってしまう。
皮肉なことに、
社会的なステータスの高い人のほうがむしろ、
「任せておけば、うまいことやってくれるだろう」と専門家を信じきって、
犠牲になりやすい傾向があります。

 

 

 

引用文献

第60回菊池寛賞受賞者

2013年ベストセラーランキング第一位

医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者  近藤 誠

 

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