要介護予防、脳を使い運動とバランス良い食生活を

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要介護状態にならないためにこう予防せよ

 

わが国は、今や世界有数の長寿国です。

しかし、長生きだからといって喜んでばかりはいられないのです。

 

その実情をみると、加齢や習慣病の増加の影響で、

寝たきりや要介護状態の人が増えています。

 

これから、団塊の人たちが70代を迎えるにあたり、高齢者は

急激に増えますので、元気な年寄りになる努力がもとめられます。

 

要支援、要介護などの介護が必要になる原因の第一位は

「脳血管疾患」で、その後遺症で半身麻痺などになることです。

 

この原因には、高血圧、動脈硬化などがあげられるので、

それにいたらないように生活習慣病の予防や、きちんとした

医師からの治療や投薬をしっかり受けていくことです。

 

また、高齢になると、足腰が弱くなり、転倒、骨折が多くみられます。

 

骨粗しょう症に気をつけましょう。

 

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要介護状態の第5位がこれですから、日頃からバランスのとれた

食生活や適度な運動で予防する必要があります。

 

認知症も介護の割合の上位を占めています。

 

この病気は本人はもとより、家族の生活の質を極端に

低下させるし、認知症が進めば寝たきりの状態になります。

 

認知症の予防には4つの要素があります。

 

①野菜、魚、果物を中心とした食生活

②1日30分以上の運動

③タバコ、酒、夜更かしなどの生活習慣の改善

④脳を使う(ゲームや絵画、園芸などが認知症対策になるようです)
これらをふまえて、できるだけ発症を抑える毎日を過ごしたいですね。

また、栄養状態が低くなると、認知症や運動機能の低下、床ずれの

原因になりますので、栄養バランスのとれた食事をとるように心がけたいです。

 

まず、自分の体の維持を考えること

 

元気で笑顔が絶えない毎日を送るためにも、自分の体の

維持のために意識して日々を送るようにすることが、

幸せな老後を実現する大切な要素になることを心得ておきたいです。

 

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

 

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