「遺言書」と通帳は何冊あって、権利書はどこにあるのか?

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「遺言書」に付随して大切なこと

遺言書もさることながら、その財産の処理の方が大切です。

たとえばこのようなことがあります。

 

①遺言書のあり場所の告知の方法

②遺言のあり場所と金額

③印鑑などの必要事項

④会社の経営権があればそれに関する事項

⑤遺産が不動産であれば、その分割法や運用法

⑥それに付随する書置

⑦遺族への伝える言葉遺言書は誰にいくらとか、

 

遺贈と言って、相続権はないが世話になったからいくらあげるなどの

事項を残った家族や恩人などに残すわけですが、

残すといっても、それがどこにあるのか。

 

通帳は何冊あって、どこにしまってあるのか、印鑑のあり場所、

土地の権利証、賃貸借契約書、取引先の連絡場所、担当者名など、

 

遺産に関したあらゆる人や物のありかたについて、明確にしておかないと、

遺族が探す時間がかかりますし、見逃してしまうこともあります。

 

 

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本人以外は誰も知らないということは、結構あるものです。

 

特に住宅ローンなどは死亡と同時に、団体信用生命保険が支給されて

相殺される場合もありますので、

 

その連絡先を教えてもらわないと、被相続人は死んだのに

生命保険は出ないで、ローン返済は相変わらず死んだ人の口座から

引き落とされるということもあります。

 

このようなことがあります。無駄なお金が引きだされないように、

きちんとまとめておくことも大切な相続への心得です。

 

さらに、友人知人からお金を借りているときには、それは明確に

しなければなりません。

 

死人に口なしです。

 

貸した人も本人以外は誰も知らなければ返済することもできません。

 

このような本人しか知らない金銭貸借は、あとに疑いの目をの残し、

関係がおかしくなりがちなところがありますので、

曖昧にしておいてはならないのです。

 

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

 

 

 

 

 

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