クリスマスディナーは、ガチョウか七面鳥か

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クリスマスディナーについて
かきます。

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ガチョウか七面鳥か

 

クリスマス料理と言えば七面鳥と思っている方も
多いことだろうと思いますが、

 

 

七面鳥は16世紀初頭にスペイン人により南アメリカから
ヨーロッパにもたらされ珍重されました。なお、世界で
最初にクリスマスに七面鳥を食べたのは?、

 

 

美食家として知られるヘンリー八世(1491~1547)
と言われています、ヨーロッパに自生する鳥ではないため、
一般人の口に入るようになるまでには、しばらくあとでした。

 

 

七面鳥がヨーロッパにいなかったことは、グリム童話に
「ガチョウ番の少女」や「金のガチョウ」などガチョウの
出てくる話はあっても,七面鳥が出てくる話がないことでも
おわかり、いただけると思います。

 

 

ガチョウの羽は、布団やクッションに、あるいはペン軸に利用
されていたが、クリスマスツリーが、一般化すると、
ミニツリーにも利用されるようになりました。

 

 

クリスマス料理に猪や豚肉16世紀頃から豚の口にオレンジ
やリンゴをくわえさせたものを大皿にのせて、月桂樹や
ローズマリーで飾り付けるようになりました。

 

 

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北欧は豚肉で

 

ミユンヘンの宮廷では、20世紀初頭まで狩りでしとめた猪を使っていて、
今でも北欧では、クリスマスのごちそうは豚肉です。

 

この豚の頭は英語でボアーズヘッドと呼ばれ、イギリスでは
「豚の頭のキャロル」を歌いながら共される用になり、
この習慣はイギリスで19世紀末まで続きました。

 

1588年、イギリスのエリザベス1世が、12月24日にちょうどガチョウを
食べているところに、イギリス海軍がスペイン無敵艦隊を破ったとの報が入った。

 

この戦いはカトリック(スペイン)と、プロテスタント(イギリス)の
戦いでもあり、知らせに大喜びした女王は、以後、この勝利を記念して
12月24日にガチョウを食べることにしたという。

 

この話がヨーロッパ大陸に伝わり、やがて聖マルティン祭のガチョウが
クリスマスに移行して、クリスマスにガチョウを食べるようになったと言われています。

 

アメリカにはガチョウはいない

 

アメリカに移住したヨーロッパ人は、アメリカにはガチョウが
いなかったため、東部や中部に広く分布していた野鳥の七面鳥を
ガチョウの代わりにクリスマスに食べたのです。

 

さらに七面鳥も最近はヨーロッパでも飼育数が増え、ドイツでも
七面鳥がかなり出回るようになって来ました。

 

クリスマスのガチョウにリンゴと干しぶどうを詰める。丸々太ったガチョウは
大地の神々の恵みを表し、熟したリンゴは実り多き一年を、
甘みのある干しぶどうは神の慈悲を表しています。

 

七面鳥にはすりつぶした栗を入れることもあり。
ふだん口にできないごちそう、あるいは特定の意味付けをした料理が
供されるのがクリスマスなのである。

 

なおクリスマスディナーは、24日の晩に食べる家庭と、25日の昼に
食べる家庭とがありますが、オーストリアで生まれたあの歌「きよしこの夜」を
クリスマスの晩に歌いながらごちそうをいただく一年に一度のイベントとなっております。

 

 

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日本のクリスマス

 

日本のクリスマスの飾り付けやイベントなどは年々華やかになってきていますが、
11月に入ると方々でLEDの電飾が始まり、クリスマスツリーが年々より華やかに
感じるものになって来ています。

 

まとめ

 

山下達郎の「クリスマス・イブ」や稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」
を聞きながらクリスマスと言えば食べるものは鶏の照り焼きチキンと
丸いケーキを食べる家庭が圧倒的多いのではないでしょうか。

 

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